コラム

自分と向き合う時間が作りたい人へ

網代編みを編む
紙バンドFluty(フルーティ)

せっかく時間があるのに、気づいたらスマホを見て終わっていた……。何かやろうと思っていたのに、結局ダラダラ過ごしてしまった……。そんな経験、ありませんか。私は以前めちゃくちゃありました。

「今日は時間があるから、あれもこれもできるはず」——そう思っていたのに、気づけば夕方になっていて、結局何もしていない。そんな一日を過ごすと、なんだか自分を責めたくなってしまいますよね。

でもそれは、意志が弱いからでも、だらしないからでもありません。実は、時間がたっぷりあるときほど、かえって何も手につかなくなってしまう——そんな仕組みがあるのです。

なぜ「時間があるのに」何もできないのでしょう

時間にゆとりがあると、私たちは「何をすべきか」がかえってぼんやりしてしまいます。やることがはっきり決まっていないと、頭はつい、いちばん楽な選択肢を選ぼうとするもの。それがスマホだったり、なんとなくソファでゴロゴロしてしまうことだったり——これは誰にでも起こる、ごく自然な仕組みです。

反対に、忙しい人ほど、限られたすきま時間で驚くほど物事を片づけていたりしませんか。「あと30分しかない」という枠があると、人はかえって動きやすくなるのです。時間がありすぎることは、実は、思っているほど味方ではないのかもしれません。

今日からできる、小さなコツ3つ

そこで、私自身が続けてみて効果を感じている、小さなコツを3つご紹介します。どれも今日から始められることばかりです。

1. やりたいことを決める

「読書」「ストレッチ」「部屋の片づけ」など、小さなことで構いません。ただ漠然と「何かしよう」ではなく、具体的に一つ決めておくことが、行動への一番の近道です。

2. 時間を確保する

「週30分を4回」というように、無理なく続けられるスケジュールを組んでみましょう。カレンダーに予定として書き込んでおくと、思っている以上に実行しやすくなります。

3. 環境を整える

必要なものを、すぐ手に取れる状態にしておくこと。本を読みたいなら手の届く場所に置いておく、ストレッチをするならヨガマットを広げておく——それだけで、始めるまでのハードルがぐっと下がります。

余談ですが、私自身も小さな習慣をひとつ、続けています。
朝5:30からのウォーキングです。40分ほど。冬はもう少し遅い時間に歩いています。
医者に勧められてもなかなか始められなかったのですが、年齢や運動不足には勝てず、イヤイヤ始めました。
まず朝はやい、眠い、暑い、寒い・・・最初はつらく感じてました。
ですが、しばらくすると慣れてきてウォーキングが当たり前のことに。
体力もちょっぴ上がって、なにより気持ちも落ち着いてきたような気がしています。

レッスン中の生徒さんの手元

「月2時間」という枠がくれるもの

紙バンドFlutyのレッスンは、開催する日時があらかじめ決まっています。実はこれが、いちばん手軽に取り入れられる「制約」でもあるのです。

月に一度、2時間だけ。その時間は、他のことを気にせず、ただ手を動かすことに没頭できる時間です。無心にバンドを編んでいるうちに、気づけば自分と向き合い集中できている——そんなお声を、生徒さんからもよくいただきます。誰かのためではなく自分のために過ごすその2時間が、日々の充実感につながっていきます。そして気づけば、編み方や色の組み合わせ方といった技術も、自然と身についていくのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まずは、「これをやりたい」ということを、ひとつだけ決めてみませんか。小さなことで構いません。もしそのひとつが、何か手を動かしてものを作ることだったなら——紙バンドクラフトも、その選択肢に加えていただけたら嬉しく思います。

ABOUT ME
紙バンドFluty
紙バンドFluty
紙バンドクラフト講師
2014年より紙バンド教室を開講。
現在愛知県豊橋市、田原市、新城市で9教室、毎月50名以上の皆さまが継続レッスン中です。
(一社)日本紙バンドクラフト協会トリリアムメソッドⓇシニア認定講師で、
講師育成もおこなっています。
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